今、SNSなどでじわじわと話題になっているのが俳句を詠むアプリ「575オンライン」です。オンライン上でランダムにつながった相手と上の句・中の句・下の句を交互に書いて、一句詠むというシンプルなゲームですが、毎回どんな言葉が返ってくるか分からないのがこのゲームの面白いところ。
期待通りの返答もあれば、予想の斜め上をいく返答が返ってくることもたびたびあります。マッチングした相手次第で、感動の名句や思わず笑ってしまう迷句の誕生を見られるかもしれません。オンラインだけでなく、家族や友だちともプレイできるのでちょっとした暇つぶしに試してみてはいかがでしょうか。
オンラインで見知らぬ相手と詠む
オンラインで一句詠む前に、まずは名前の設定をしましょう。設定した名前は相手とマッチングしたときや、完成した俳句、ランキングなどに表示されます。
設定しない場合は「名無し」と表示されますが、自分のペンネームがあった方が気分も盛り上がります。トップ画面から[設定]をタップし、ペンネームを入力します。本名は避けたほうが無難かもしれません。
名前が設定できたら、さっそくオンラインで一句詠みます。トップ画面から「みんなと詠む」をタップし、ほかのユーザーとのマッチングを待ちます。
左:「名無し」さんとのマッチングした右:最初の五文字と最後の五文字を詠む担当になった
マッチングが成立すると、ユーザーはそれぞれ「最初の五文字と最後の五文字担当」と「真ん中の七文字担当」にランダムに振り分けられます。
左:まず最初の五文字を入力して［送信］した右:相手から、真ん中の七文字が入った状態で返ってきた状態
どちらかに振り分けられたら、交互に入力していきます。字余り、字足らずでも問題なく入力でき、記号なども自由に使うことができます。
制限時間はありませんが、考えるのに時間がかかりすぎると、相手が待ちきれなくて通信が切られてしまう可能性があります。気軽に思いついた言葉を入力しましょう。
最後の五文字を入力すると、完成した俳句がお互いの画面に表示されます。［シェア］をタップすると、SNSなどで完成した俳句を投稿できるようになっています。
画面右下のスタンプをタップで、相手に「徳」を送れる
毎回アドリブ感満載の俳句が生まれます。上の句でアニメのタイトルなどのテーマを入れてみたり、中の句でキラーパスをしたりして相手との駆け引きも楽しみながら一句詠みましょう。
右下にあるスタンプを押すと、一緒に俳句を詠んだ相手に「徳」を送ることができます。TOP画面のから自分がこれまでもらった「徳」の数を確認できます。
左:よきかな順右:新着順
できあがった作品はアプリ内に保存されると同時に、ランキングへ公開されます。
「よきかな順」は、ユーザーが投じた「よきかな」の数が多い作品、「新着順」は新しく詠まれた作品が上に表示されるようになっています。
一人で詠む
トップ画面から[一人で詠む]をタップすると、オフラインでも、一人で自由に一句詠むことができます。
五文字、七文字、五文字と順番に入力し、[完成]ボタンをタップします。
完成した俳句が表示されます。下の[ランキング登録]をタップすると、「一人の」ランキングに登録できます。
友だちと詠む
トップ画面から「友と詠む」をタップすると、友だちと二人で俳句を詠むことができます。離れた場所にいる友だちとプレイすることも可能です。
「友と詠む」をタップで遷移した画面
2人のうちの1人が[部屋をつくる]を、もう1人が[部屋にはいる]をタップします。
左:部屋を作る側の画面。部屋の名前を事前に友達へシェアしておくといい右:部屋にはいる側の画面。該当の部屋の名前を入力しなければ入れない
[部屋をつくる]をタップすると、五文字のひらがなで部屋の名前が表示されます。[部屋にはいる]をタップした人が部屋の名前を入力し、「部屋に入る」をタップすることで2人のマッチングが開始されます。
部屋を作る人は、自分の詠む句を決めることができます。また、[シェア]をタップすると、遠方にいる友だちにLINEなどで部屋の名前を共有することが可能です。
あとはお互い交互に句を詠みあいましょう。友だちと詠んだ俳句でもオンラインと同じようにランキングに登録されます。
またこれは「友と詠む」限定の機能ですが、一句詠むごとに「友と詠む券」が減っていきます。0枚の状態で「部屋をつくる」か「部屋にはいる」をタップするとメッセージが表示されます。右下に表示された動画広告を見ることで、追加で3枚券を獲得できます。
まとめ
想像よりも575オンラインの利用者数かなり多く、新着順ランキングも頻繁に更新されます。また、同じユーザーに2度マッチングすることがほぼなかったので、特定のユーザーだけが多くプレイしているといったこともないようです。
まれに不快な句を送ってくるユーザーもいますが、ほとんどが「面白い俳句をつくりたい」といった気持ちでプレイしているように感じました。お互いの句が絶妙にマッチして納得の一句が詠めたときは、ちょっとした充実感が得られますよ。
