NTTドコモは、dアカウントやdポイントなどを活用したMVNOとの連携プログラム「エコノミーMVNO」を開始したと発表しました。低廉な料金プランをメインに使いたいというユーザーニーズにこたえるためとしており、まずはNTTコミュニケーションズのOCN モバイル ONEやフリービットのトーンモバイルが参加します。
エコノミーMVNOとは、ドコモとの連携について合意し、低廉で小容量の料金プランを提供するMVNOを指します。dアカウントによるサービス認証や通信料に対するdポイント付与、通信料金へのdポイント充当などがおこなわれます。
ドコモはデータ容量やその他の特徴が異なるサービスを棲み分けており、エコノミーMVNOを低廉・小容量のカテゴリに位置付けて料金プランを拡充していくとしています。

料金サービスの提供主体はエコノミーMVNOとなるものの、ドコモショップではSIMカードの発行や開通を含むエコノミーMVNOの料金プランの新規契約を受け付けます。そのほか、端末販売や購入端末の初期設定サポート・故障受付なども取り扱います。
なお、ドコモからエコノミーMVNOに移行する場合、MNPを利用した解約の手続きが必要。ドコモ回線の継続利用期間の引き継ぎやドコモの割引サービス(ファミリー割引など)の適用はできません。

ドコモのエコノミーMVNO対象プランとして、まずはOCN モバイル ONEから月額550円でデータ容量0.5GBのコースが新設。2021年10月21日から提供されます。また、フリービットの「トーンモバイル for docomo(仮称)」は12月を目処に取り扱い開始予定です。
SOURCE
EDITED BY
LOQU