Yahoo!JAPANが提供する防災情報アプリ「Yahoo!防災速報」に、防災関連情報をひとつにまとめた新機能「防災手帳」が追加されました。iOSまたはAndroid端末で3.2.0バージョンにアップデートすると機能が追加されます。
【保存版】災害時に役立つ防災アプリ・サービス・Twitter/LINEアカウント総まとめ
「Yahoo!防災速報」では、緊急地震速報やJアラート、津波予報、豪雨予報などの際にプッシュ通知が届いたり、災害に応じた避難場所を確認したりすることができます。
2018年に「Yahoo!ニュース 意識調査」が「災害への備えは十分ですか?」という意識調査を行ったところ、回答のあった1万4689人のうち70%以上の人が備えていないと回答しており、災害に対する備えへの意識が低い人が多いという結果となりました。
このような背景から、災害発生時に適切な行動が取れるよう、身の回りの防災情報を1つにまとめた「防災手帳」機能を提供するにいたったようです。
左:「避難場所リスト」機能中:「ハザードマップ」機能右:「緊急連絡先」機能
左:「防災用品」機能右:「困ったときは」機能
防災手帳には、主に「避難場所リスト」「ハザードマップ」「緊急連絡先」「防災用品」「困ったときは」の5つの機能が備わっています。
機能名 | 概要 |
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避難場所リスト | 自宅や勤務先などで地震や津波が発生した際の避難場所を登録(最大10箇所まで)、確認できます。 |
ハザードマップ | 各自治体が作成した洪水や土砂災害の及ぶ想定範囲、被害想定の程度、避難の道筋などをまとめたハザードマップを閲覧できます。自治体名を選択すると、自治体のサイトにリンクします。 |
緊急連絡先 | 災害用伝言ダイヤル、消防機関(消防車・救急車)、救急相談センター、海上保安庁への緊急連絡先が表示されており、ダイヤルすることができます。また、災害用伝言ダイヤルの使い方も確認できます。今後、災害用伝言ダイヤルの認知・利用を促す目的でプッシュ通知の実施を予定しているとのことです。 |
防災用品 | 電気やガス、水道などのライフラインが止まったときに必要な防災用品を確認できます。災害発生時に自宅で過ごすために必要な備蓄品リスト、自宅から避難が必要になった際にすぐに持ち出せるように準備しておくべき持ち出し品リストが一覧化されています。また、「Yahoo!ショッピング」内の防災用品を購入することもできます。 |
困ったときは | 電気やガスが停止した際の復旧方法や怪我人を応急処置する際の知識、災害発生への備えなど、もしものときに役立つ情報を閲覧できます。 |
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