LINE、未成年の一部スマホで保護者の許可なく利用不可に 3月29日以降は各キャリアでフィルタリング設定の変更が必要

LINEは、モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)によるEMA認定の事業終了に伴って、一部未成年のスマートフォンにおいて「LINE」が保護者の許可なく利用できなくなると案内しています。

具体的には、以下に当てはまるユーザーが対象となっています。

  • auまたはNTTドコモのAndroid端末で、現在LINEを利用している
  • 高校生以下で、スマートフォンに未成年対象のフィルタリングサービスが適用されている

当該端末で引き続きLINEを使いたい場合、各通信キャリア「保護者の方の許可」設定が必要になります。設定の確認や解除方法については、各キャリアの公式サイトを参照するように呼びかけています。

NTTドコモ
au(KDDI)
ソフトバンク

EMAは第三者機関として、申請のあったサイトやスマホ向けアプリ等を審査・認定して継続的な監視をおこない、通信キャリアが提供するフィルタリングサービスに情報提供するなどの事業をしていました。

EMAの認定を受けたサービスはフィルタリングによるアクセス制限の対象外になり、LINEもその対象でしたが、EMAの事業終了により今後は保護者の許可設定が求められるようになります。