Googleは2018年4月25日、家庭用Wi-Fiルーター「Google WiFi」を日本で発売すると発表しました。価格は1台で1万5000円、3台セットで3万9000円(税抜)。発売日は4月26日です(米国では2016年12月に発売済み)。
Google Wifiではユーザー側で設定しなくても、Network Assistによって高速なWi-Fi接続を確保します。Network Assistは、使用端末にクリアなチャンネルと最速の帯域幅を選択するソフトウェア。Google WiFiはIEEE 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz、5GHz)をサポートしますが、ユーザー側で2.4GHz帯か5GHz帯かを選択する必要はありません。
3台で家中をカバー
また、Google WiFiはメッシュWi-Fi技術を搭載。複数台のGoogle Wi-Fiを設置することで1つのメッシュネットワークが構築され、ユーザーが家の中を移動しても高速で安定した通信に最適なアクセスポイントと帯域に自動的に切り替えてくれます。Googleによれば1台でカバーできる範囲は約85㎡とのことですが、2階建て以上の住宅や電波の届きづらい間取りのマンションであれば、2台以上のGoogle WiFiを設置することでWi-Fiの快適さを手軽に向上できるかもしれません。
ネットワークはGoogle Wifi専用アプリで簡単に管理可能。アプリを使うことで、ゲストとのパスワードの共有やネットワークで優先する端末の指定などをおこなえます。また、家族の画面使用時間を把握し、子どもの寝る時間や宿題の時間には端末のインターネット接続を一時停止するといったこともアプリを通じて管理できます。
アプリでネットワークを管理
Google WiFiはGoogleストアで販売されるほか、家電量販店などでも購入できます。