InstagramによるSnapchatのコピーが止まりません。
Instagramは米国時間2017年5月16日、自撮り動画などをリアルタイム加工できる「フェイスフィルタ」機能など4つの新機能を追加したと発表しました。
インスタグラムの「ストーリー」機能の使い方──投稿のやり方から追加・保存・削除・非公開、ストーリー閲覧時の足跡やスクショ撮影まで
フェイスフィルタ機能
フェイスフィルタは、アプリ内のカメラ機能で撮影する際に被写体を"盛れる"機能。競合であるSnapchatから「消える投稿」であるストーリー機能をコピーしたInstagramが、今度は自撮りを盛って楽しめる機能も容赦なくコピーしてきました。大方の予想通りでしょう。
今のところ使えるフェイスフィルタは8種類
同種のフェイスフィルタ機能を使えるアプリとしては、日本国内だと若年層を中心に流行している「SNOW」が有名。SNOWで加工した画像をインスタに投稿する光景は珍しくも何ともありません。SNOWのソーシャル機能は利用せず、もっぱら加工専用アプリとしてSNOWを使っているインスタユーザーにとっては、今回のフェイスフィルタ機能の追加は福音となるのでしょうか。
巻き戻し動画の撮影、ストーリーにハッシュタグ添付、消しゴムツールの追加
フェイスフィルタ以外にも新機能が追加されています。巻き戻し動画の撮影機能とストーリーへのハッシュタグ添付機能、画像編集での消しゴムツールの3つです。
巻き戻し動画の撮影
巻き戻し動画の撮影機能は、カメラ撮影モードのひとつ。「BOOMERANG」と「ハンズフリー」の間に「巻き戻し」が追加されています。巻き戻しモードで撮影すると、逆再生される動画になります。
ストーリーのハッシュタグ
24時間で消えるストーリー投稿にハッシュタグのステッカー(スタンプ)を添付できるようになりました。
消しゴムツール
消しゴムツールの追加は、画像編集の幅を広げます。従来の手書き加工ツール(ペン、マーカー、光るペン)を選択し、編集画面の長押しによって画像をいったん塗りつぶしたあと、消しゴムを使って色を削れば上記画像のような加工を簡単に施せます。
今回発表された新機能は、バージョン10.21以降のInstagramアプリ(iOS/Android)で順次利用できるようになります。