Appleは3月21日、動画作成アプリ「Clips(クリップ)」を発表しました。
Clipsは、ビデオや写真、音楽を組み合わせて動画を作成できるアプリです。素材となるビデオはライブラリから選択できるだけでなく、その場で撮影することが可能。今っぽくフィルタやエフェクト、絵文字などで動画を編集できます。BGMとなる音楽はClipsにあらかじめ用意されている数十種類の楽曲を利用でき、動画の長さに合わせて自動的に調整されるといいます。
Clipsのライブタイトル機能
Appleが"画期的な機能"として宣伝しているのが、アニメーションする字幕(キャプション)を音声で文字入れできるライブタイトル機能。ユーザーは自分で話しかけるだけでアニメーションのキャプションやタイトルを作成でき、漫画風のフィルターや吹き出し、図形、アニメーションポスターといったエフェクトによって加工できます。本機能は36言語に対応するとのことで、日本語も含まれます。
Clipsで作成した動画は簡単にInstagramやFacebook、Twitter、YouTubeなどに共有可能。それだけでなく、動画に映っている人物を認識して、共有先を自動的におすすめし、共有先のユーザーをタップするだけでメッセージアプリで動画を送信することもできます。
ClipsのApp Storeへのリリースは4月初めを予定。アプリはiPhone 5s以降、iPad Pro、iPad(第5世代)、iPad Air以降、iPad mini 2以降、iPod touch(第6世代)に対応しており、iOS 10.3以降が必要です。