NTTドコモは1月30日から、データ通信量2GBと5分以内の通話がかけ放題のプランを組み合わせられるように変更し、スマホの最低利用料金を実質1000円値下げします。
具体的には、5分以内の通話がかけ放題「カケホーダイライトプラン」(月1700円)の対象になるパケットパックとして、月2GBまでデータ通信が使える「データSパック」(月3500円)を新たに適用。月額5500円(spモード利用料300円を含む、長期契約者向け割引は除く)からスマホやタブレットが利用できるようになります。
これまでデータSパックは、時間制限なく通話がかけ放題となるカケホーダイプラン(月2700円)としか組み合わせられなかったため、家族でなく一人で契約するユーザーにとっては、スマホ利用で選べる最安プランの料金が実質1000円下がった格好です。
また同時に、初めてスマホを持つ60歳以上のユーザー向けに「シニア特割」も導入されます。たとえば、カケホーダイライトプランとデータパックSを契約した場合、シニア特割で毎月の基本料金が670円割り引かれます(2年間)。
ドコモは従来、家族で複数のスマホを契約して通信量をシェアするプランに注力してきましたが、新たに単身ユーザーやシニア層向けにも料金プランの幅をもたせることで、顧客の維持や開拓を狙ったものとみられます。