ドコモ、大容量のデータ定額「ウルトラパック」提供開始 家族シェア可能なプランも

NTTドコモは、大容量パケットが使えるデータ通信サービス「ウルトラパック」を新たに追加し、9月14日より提供開始すると発表しました。

ウルトラパックは、通話し放題の料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」で使える大容量のデータ定額サービス。1人ユーザー向けに月6000円(20GB)の「ウルトラデータLパック」、月8000円(30GB)の「ウルトラデータLLパック」が用意されるほか、家族でシェアできる月1万6000円(50GB)の「ウルトラシェアパック50」、月2万5000円(100GB)の「ウルトラシェアパック100」もラインナップされています。

ドコモ ウルトラパック

新しい料金プラン

たとえば、月額1700円のカケホーダイライトとspモード(300円)に合わせてウルトラデータLパック(20GB)を契約すると、通常は月額8000円となります。

ウルトラパックで余ったデータ容量は翌月に繰り越しが可能。また、テザリングによる通信には別途1000円のオプション料金が必要ですが、キャンペーンにより2018年3月末まで(予定)無料で利用できます。

ドコモ ウルトラパック

「ずっとドコモ割」の割引額

なお、4年以上の長期利用者向けには「ずっとドコモ割」が適用され、最大毎月2500円割引されます。また「ドコモ光」を契約していれば、ずっとドコモ割に加えて最大毎月3200円の割引を受けることができます。

同じく大容量プランとなるソフトバンクの「ギガモンスター」(月6000円/20GB・月8000円/30GB)や、auの「スーパーデジラ」(月6000円/20GB・月8000円/30GB)と料金やオプションなどで3社横並びになったといえますが、ドコモは家族でシェアできる50GBおよび100GBパックの追加や長期契約者向け割引などで差をつけているようです。

なお、ウルトラパックの提供開始に伴って、従来の「データLパック」「シェアパック20」「シェアパック30」の新規申し込み受付が9月22日で終了します(現在、同パックを契約中の場合は引き続き利用が可能です)。