ソフトバンクは、国内初となるAndroid Oneスマートフォン「507SH」をY!mobileの新端末として7月下旬より発売します。
Android Oneは、Googleが各国メーカーと協力してスマホを開発するプログラムで、発展途上国を中心に世界21カ国以上で展開されています。Android Oneスマホは常に最新Android OSを利用できるほか、最新のセキュリティパッチが毎月提供されるなどのメリットがあります。
今回発売されるシャープ製の「507SH」はピュアなAndroid 6.0 Marshmallowを搭載。発売から18カ月間に最低1回以上のアップデートが保証されるため、少なくとも次期Android 7.0 Nougat(ヌガー)へのアップデートが約束されていることとなります。
507SHは5.0インチHD(1280×720ピクセル)のIGZOディスプレイ、Snapdragon 617 MSM8952オクタコア(1.5GHz×4+1.2GHz×4)プロセッサ、1310万画素のアウトカメラおよび500万画素のインカメラを搭載。RAMは2GB、内蔵ストレージは16GBで、最大200GBのmicroSDXCカードに対応します。
バッテリーは3010mAhと大容量で、防水(IPX5/8相当)・防塵(IP5X相当)やワンセグに対応するなど、日本でのニーズが高い機能を多く備えています。通信はLTEのほかAXGP網にも対応し、VoLTEも利用できます。
サイズは約142×71×8.8mm、重さは約135gで、カラーはスモーキーブルー、ホワイト、ブラックの3色展開。端末価格は2万円台となる見込み。シンプル構成のAndroid Oneかつミッドレンジ端末となるため、比較的リーズナブルに設定されるようです。