NTTドコモとKDDI(au)に加えソフトバンクも、2年定期契約で基本料金を割り引く、いわゆる「2年縛り」プランにおいて、2年経過後は違約金なしで解約できる契約プランを導入する方針を固めたようです。日経新聞が報じています。
これまで大手携帯3社との2年契約は、2年ごとに自動更新され、違約金なしで解約できるのは契約満了月の翌月のみでした。この自動更新システムは消費者トラブルが少なくなくないことから総務省も各社に是正を求めていたところ。これに対してドコモは先日、解約に違約金がかからない更新月を2ヶ月間に延長したばかりです。
各社が新たに導入する方針の2年契約プランでは、契約から2年を経過すると従来のように自動更新されず、違約金なしで解約できるようになります。一方で、毎月の基本料金は従来の「2年縛り」と比べて数百円程度高く設定される見通し。「2年縛り」の代わりに基本料金を値下げする形だったため、割高な基本料金設定は当然の措置となります。
携帯3社はいつもどおり足並みを揃える格好となりそうです。
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