LINEは12月10日、ライブ動画配信プラットフォーム「LINE LIVE」を発表しました。
LINE LIVEでは配信者がスマホカメラを通してリアルタイムに動画を配信し、視聴者は動画にコメントすることができます。LINEトークで配信動画をプッシュ通知可能。LINEの有する国内5800万人のスマホユーザー基盤と高いアクティブ率を活用します。
当初、動画を配信できるのは公式アカウントに限定されるため、すぐに国内ツイキャスやニコ生、米Periscopeとなど競合するわけではありませんが、2016年早々にも配信機能を一般開放される予定。LINEではまず、LINEアプリとの連携だけでなく芸能人・著名人・企業による番組配信に力を入れていくことで競合サービスとの差別化を図ります。100名以上のタレントやアーティストによるパーソナルライブ配信や、イベントや劇場、テレビ、ラジオと連動した番組が提供されます。
LINEの舛田CSMOによれば、当面の目標は月間視聴者数1000万人。ゆくゆくは2000万人、3000万人と、社会にインパクトを与えられる規模を目指すといいます。
すでに専用アプリの配信が開始されています。ウェブ版も用意されているのでPCでも視聴でき、URLのシェアによる配信動画の拡散が期待されているようです。
本日12月10日19時から第一弾放送としてAKB48の柏木由紀、渡辺麻友、加藤玲奈が出演する「AKB48 劇場10週年記念トーク」が配信される予定です。