スイスの老舗高級腕時計ブランドTAG Heuerは、GoogleやInterと提携して開発したAndroid Wear搭載スマートウォッチ「TAG Heuer Connected」をついに発表しました。
デザインはタグ・ホイヤーを代表するCarreraシリーズにインスパイアされており、チタン合金によるボディとサファイヤクリスタルでコーティングされた1.5インチ円形ディスプレイ(46mm、360×360ピクセル)を搭載しており、高級感があります。
Android Wear端末では初搭載となるIntel製プロセッサ(1.6GHzデュアルコア)も特長です。またRAMは1GB、ストレージは4GBを備え、バッテリーも410mAh(通常使用25時間相当)。加速度センサーや傾きセンサーを備えますが、心拍センサーは非搭載となっています。IP67相当の防滴、スマホなしでも一部機能を使えるようWi-Fiも対応しています。
OSはAndroid Wearのため、Android 4.3以上またはiPhoneなどiOS 8.2以上の端末でも利用可能。Android Wearで使えるアプリのほか、Micro Appsと呼ばれるタグ・ホイヤー専用アプリ(タイマー、アラームなど)も用意されます。各種デザインの盤面も取り揃えます。
価格は1500ドル(日本円での希望小売価格は16.5万円)で、日本を含む15カ国で発売されると報じられています。ラバーバンドは標準のブラックに加え、グリーン、ブルー、オレンジ、レッド、ホワイト、イエローの7色展開です。
なお、保証期間の2年経過後、さらに追加で1500ドルを払えば、同デザインの機械式腕時計と交換してくれるサービスまで用意されており、このあたりは時計メーカーならではといえそうです。