シャープは、小型で持ち運びもできるロボット携帯電話「RoBoHoN(ロボホン)」を開発し、2016年前半に発売します。独自のOSを搭載し、価格は現時点では未定。
RoBoHonは高さ19.5cmほどの二足歩行が可能なヒューマノイドロボット。モバイル通信(LTE/3G)に対応し、音声通話やメール、カメラ、液晶タッチパネルなど携帯電話の基本機能を搭載しています。フォーカスフリーの小型プロジェクターも備えており、写真や映像、地図などを壁や机に投影することも可能です。
これら機能は、RoBoHoNとの音声対話することで手軽に操作可能。また、ロボットとして様々なコミュニケーション動作やキャラクター性によって自然な対話を実現しているといいます。衣類のポケットや鞄などに入れて屋外へも手軽に持ち運べるため、愛着を持って使えるとのこと。
RoBoHoNは、ロボットクリエイターの高橋智隆氏(株式会社ロボ・ガレージ)と共同開発した製品で、高橋氏のロボット技術とシャープの携帯電話技術を融合した次世代の携帯情報通信端末と位置づけられています。
本日10月6日から開催されているCEATEC JAPAN 2015では、RoBoHoNの試作機が展示されていました。以下、実際に動作する様子を動画で紹介します。
SOURCE