日本はiPhoneが安い国? 世界各国におけるiPhoneの価格と入手しやすさを比較

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世界中で販売されているiPhoneの価格は、同じデバイスにもかかわらず、国によってかなり異なっているようです。米マーケティング企業のWebpageFXが、興味深いインフォグラフィックを公開しています。

それによれば、最も低額なカナダ(647ドル:約7万9600円)から、最も高額なブラジル(1107ドル:約13万6200円)に至るまで、「iPhone 6」の価格には世界で460ドル(約5万6600円)もの開きが生じています。カナダ、アメリカ、日本のみが700ドル未満でiPhoneを買える国となっている一方で、ブラジルやトルコでは1000ドルを超えている状況です。

わが国は、世界で3番目にiPhoneの価格が低い国となっています。ただ、価格だけ比較してもどれだけiPhoneが入手しやすいかは見えてこないため、同調査では各国におけるiPhoneの価格をその国の世帯年収中央値で除した値を算出。つまり、iPhoneの価格が年収の何パーセントに当たるのかを比べるわけです。

iPhoneの価格が年収の2%未満だったのはアメリカ、韓国、ルクセンブルクのみですが、日本も2.7%となっており、手に入れやすい国のうちの一つに属したといえます。反対に、インドネシアはなんと年収の4割近くにも上っています。フィリピンやインドなども、まだiPhoneが入手しにくい国となっているようです。

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