今日、ウェブでYouTubeの動画を再生すると、何か違和感を感じるかもしれません。GoogleがYouTube動画再生プレイヤーのUIデザインを刷新したからです。
Ooh la la! Our new player design is slicker than a squirrel on waterskis! pic.twitter.com/9tS1pm3NiG
— YouTube (@YouTube) 2015, 8月 3
新デザインの特徴を一言で表すなら「高まる没入感」といったところでしょうか。動画視聴の邪魔になりうる要素をできるだけ排除する2つの変更を実施しているからです。
1つ目の変更点は、再生ボタンや画面サイズ変更ボタンなどを搭載する再生プレイヤー下部のコントロールバーなどが、動画再生時に原則として非表示になったことです。動画を再生すると、下にすっと消えていきます。そして、マウスオーバーで再びコントロールバーが表示される仕組みです。
2つ目の変更点は、1つ目の変更点と密接に関連します。新デザインのコントロールバーは、操作時に動画に重なって表示されるため、透過表現を採用しています。画質や字幕などを設定できるメニューも透過します。つまり、再生時はコントロールバーなどの余計な要素は排除し、再生中の操作時には操作にフォーカスしつつ背後の動画をできるだけ遮らないようにしているわけです。
なお、これらの変更は、youtube.comだけでなくウェブサイトへの埋め込み動画にも反映されています。