MM総研が国内MVNO市場の2015年3月末実績を発表し、MVNOサービスの回線契約数や事業者別シェアなどが明らかになっています。
それによれば、特に注目が集まる「格安SIM」を含んだ独自サービス型SIM(独立系MVNO事業者がSIMカードを活用し、独自の料金プランで提供する各種サービス)の回線契約数は、2015年3月末で326万回線となり、前年比で88.4%増加しています。
独自サービス型SIMは、モバイル市場全体のうち1.8%と小さなシェアに留まっていますが、前年の1.1%から0.7ポイント増加しています。サービス認知度の低さや端末調達ハードルの高さ、購入チャネルの少なさなどの普及阻害要因でが改善されつつあり、今後の普及が期待されています。
また、2015年3月末時点の独自サービス型SIMにおける事業者シェアでは、トップがOCNモバイルONEなどを提供するNTTコミュニケーションズで22.6%(73.8万回線)となっています。
2位はIIJmio SIMやBIC SIMなどのインターネットイニシアティブ(IIJ)の16.4%(53.6万回線)、3位はBIGLOBE LTEなどを提供するビッグローブの7.1%(23.3万回線)、4位はb-mobileブランドの日本通信で5.3%(17.2万回線)と続き、4事業者のシェア合計は前年と変わらず過半数に達しました。
各事業者のシェアを前年比でみると、NTTコミュニケーションが1.1ポイントの微減、IIJが1.9ポイントの増加、ビッグローブが1.9ポイントの増加となりました。こうした中、日本通信はマイナス5.3ポイントとシェアを大きく減らしており、順位も前年の3位から4位へ転落。理由は明らかでないものの、変動が際立っています。
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