チーム向けチャットツール「Slack」のAndroid版がバージョン2.0に大幅アップデートされることが分かりました。アップデートは今日から明日にかけてリリースされます。
Slackの開発チームによれば、今回のアップデートではコードを完全に書き換えたとのこと。これにより今後、Androidの先進的な機能の提供や迅速なアップデート、ユーザー体験の向上が可能となったとしています。
2.0アップデートにおける6つの変更点
1. マテリアルデザイン化
UIデザインは、Google推奨のマテリアルデザインを採り入れ、全体的にブラッシュアップされました。チャンネルリストでは右下に円形の+ボタンを配置。チャンネルやダイレクトメッセージ、グループの作成を手早く実行できます。
2. タブナビゲーションに変更
ナビゲーションもファーストビューに主要メニューを表示する形式に変わりました。左右のドロワーメニューを廃止し、画面上部にシンプルなタブナビゲーションを配置。タブからは、チャンネルやダイレクトメッセージ、スターアイテム、メンションへの素早い遷移が可能となっています。最上部のドロップダウンメニューからもチャンネル間を移動できます。
3. 検索機能の改良
また、「Jump to…」と表示されている窓からチャンネルなどを検索可能。テキストなどの検索機能も大きく改良したということです。
4. プッシュ通知の改善
プッシュ通知も改善され、チームごとにグループ化されました。
5. 文字装飾のフルサポート
バージョン2.0からは、テキストの装飾機能をフルサポート。太字やイタリック、引用、カラーコード、インデントなどをPC版と同様に表示できるようになりました。Android用の絵文字にも対応しています。
6. アイコンのリニューアル
ちょっと驚かされたのが、アプリアイコンの変更。従来のカラフルなアイコンから紫ベースのアイコンにリニューアルされました。PC版やiOS版でも同様の変更が実施されるのかは明らかにされていません。
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