Googleマップ、黒人蔑称で検索するとホワイトハウスが表示

Googleマップ上のホワイトハウス

Googleマップがイタズラの標的になり続けています。

今回標的になった対象のひとつは、米国ホワイトハウス。Googleサービスの使用言語が英語の場合、黒人に対する蔑称である「Nワード」を含むキーワードでGoogleマップ内を検索すると、ホワイトハウスが検索結果として表示されます。その他、ハーバード大学などもNワード検索の対象となっています。

ホワイトハウスが標的にされたのは今回が初めてではありません。今年4月中旬には、米NSAの内部告発者であるエドワード・スノーデン氏を連想させる名称のショップがホワイトハウス内に出現していたことは記憶に新しいところです。同時期には日本国内でも皇居や警視庁などに対するイタズラも発覚し、修正されています。

また、4月下旬には、Androidマスコットの放尿イラストがナスカの地上絵風に描き出されるなど、Googleマップに対する"攻撃"は後を絶たない状況です。

またイタズラか、GoogleマップでAndroidマスコットが放尿 標的はAppleロゴ

Googleでは、本件を謝罪するとともに、すでに問題を修正する作業に入っているとしています。