会議で便利? Googleが"音"でURLを共有するChrome拡張機能「Tone」をリリース

Chrome拡張機能「Tone」

GoogleがリリースしたChrome拡張機能「Tone」は、PCから発する電子音を使って他のPCにウェブページ(URL)を共有します。

Google Tone - Chrome ウェブストア

使い方は簡単。Googleアカウントにログインし、ChromeブラウザにToneをインストールして、共有したいウェブページでスピーカーマークのアイコンをクリックするだけです。PCのスピーカーから電話の発着信音に似た音が2秒ほど鳴ると、音を拾ったPCの画面に通知が届きます。通知をクリックすれば、ウェブページが開くという流れです。

Chrome拡張機能「Tone」

Toneを利用するためには、自分だけでなく相手のChromeにもToneがインストールされていることが要件となります。また、当然ながら、お互いのPCにはマイクとスピーカーが必要で、自分と共有相手が遠かったり周囲がうるさいと上手く機能しません。

ウェブページを職場の同僚などと共有したい場合、SkypeやHangout、SlackなどのコミュニケーションツールにURLを貼り付ければ済む話かもしれませんが、Toneでは送る側も受け取る側もワンクリックで目的を達成できるので、より楽になるかもしれません。ただ、共有したくない相手にも通知が届いてしまいかねないので、狭い室内でおこなうスモールミーティングのような多少パブリックな空間の方が実用性を発揮しそうな気がします。