Google+、友だちにユーザーのフォローを薦めるサークル共有機能を削除 スパム対策か

Google+ サークル機能

Google+のサークル機能からサークルを共有するオプションが削除されていることが分かりました。

サークルとは、Google+ユーザーを分類・整理する機能。人間関係の複雑さに対応できるように柔軟にグループ化でき、情報の公開範囲を各サークルごとに設定したり、各サークルからの投稿だけをストリームに表示できたりする、Google+における特徴的な機能のひとつです。

Google+がロンチされた2011年当時から利用できたサークル共有オプションは、自分が特定サークルに追加している全ユーザーを一括して他ユーザーにもフォローさせられる便利な機能でした。しかし、便利な機能には弊害が付き物で、スパム的行為が問題視されてきたのもまた事実。自分のフォロワー数を(不自然に)増やしたいユーザーは、その目的を果たすため、共有するサークルに自分を混ぜる手法を"活用"してきたわけです。

Google+の今後の方向性については不透明な部分が多々ありますが、投稿を整理する新機能「コレクション」をリリースするなど、GoogleはGoogle+の改善に変わらず取り組んでいます。サークル共有オプションの消滅の目的は定かではありませんが、機能改善の一環であることは明らかです。