Instagramは、一つの写真に複数の画像を複合させ、モダンな雰囲気にコラージュできるアプリ「Layout」をリリースしました。まずはiOS版が登場しており、順次Android版も提供されます。
使い方はシンプルで、アプリ起動後まず端末にある写真を最大9枚まで選択。カメラロールすべてのほか、自動的に「RESENTS(最近撮った写真)」「FACES(顔が写っている写真)」といったカテゴリ表示をおこなってくれるので、選びやすくなっています。
選んだ写真は、10種類のレイアウトから自動的に並べかえられます。好きなものを選んだら、ドラッグして写真を交換したり、ハンドルによるサイズ変更ができます。写真をフレーム内で動かしてトリミングしたり、ミラー(反転)や回転オプションで写真をリミックスすることで、より雰囲気のあるコラージュに仕上げることが可能です。
このほか、Layoutには「Photo Booth」という最大4枚まで自撮り連写できる機能が用意されており、それをコラージュ写真として使えるのも特長の一つとなっています。出来上がった写真は、InstagramやFacebookなどで共有したり、端末内にも保存されます。なお、同アプリの利用にInstagramアカウントは不要です。
少し触ってみたところ、操作はとても直感的で簡単に作成できる一方、フィルタなどの画像加工ツールは搭載しておらず、物足りない感じがします。しかし、同アプリで作った写真をInstagramにシェアしようとすると、すぐにフィルタ加工画面に遷移することからも、「そっちの編集はInstagramで」という設計思想の下、リリースされたアプリなのかもしれません。
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