Googleは、Google Playで公開される全Androidアプリ/ゲームに対して年齢に基づいたレーティングシステムを導入し、新たに申請されたアプリには事前に専門スタッフによる審査が実施されていることを明らかにしました。
新レーティングシステムでは、IARC(International Age Rating Coalition)をはじめとした各地域の審査機構の基準に対応し、主に年齢に基づいてサービス提供地域のレーティングで評価されます。開発者はDeveloperコンソールから、新レーティングを受けるためのアンケートを提出できます。
新レーティングを受けていないアプリは「Unrated」とマークされ、特定のユーザー/地域で公開がブロックされる可能性があります。5月からは、新アプリおよび更新されるすべてのアプリの公開に、新レーティングを受けることが必要です。
また、Google Playにおけるユーザーの安全を向上させるため、数カ月前からアプリ公開前の事前審査システムを導入したことも発表されています。審査には、開発者ポリシーの運用責任者を含むGoogleの専門家チームがあたります。
事前審査の導入により、ロールアウトまで数週間かかってしまうのではという問題が想定されますが、開発者ポリシーに違反しないアプリは数時間でGoogle Playに公開されるとしています。開発者向けの公開ステータスページも更新され、アプリがリジェクトされている理由や再申請の方法などもわかりやすく改良されているといいます。
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