他人のスマートフォンをリモート監視するための「スパイウェア」を購入・ダウンロード入手できる機能を備えたアプリが、現在Google Play上に多数流通していることをMcafeeが伝えています。
ここでいうスパイウェアとは、ゲームなどのアプリを装ってユーザーにインストールさせ密かに監視するトロイの木馬型マルウェアではなく、恋人や配偶者、子ども、従業員らを監視する目的で「スパイアプリ」「モニタリングアプリ」として配布されているものです。
特徴として「相手に絶対気づかれない」ことをアピールし、通話内容をはじめ発着信履歴、電話帳情報、ウェブ閲覧履歴とブックマーク、写真や動画、文書などのファイル、位置情報、各種アカウント・メールアドレスなどをリモート監視できる機能を備えます。root化された端末では、LINEやFacebook等のメッセージ内容も監視できると主張するものも存在します。
そして、最近の公式アプリストアにおいて、スパイウェアを「外部からダウンロードできる」「販売サイトへ誘導する」ためだけの機能をもった、それ自体は無害なAndroidアプリが多数確認されているといいます。公式ストアに導線を貼ることで、スパイウェア販売業者がさらなる販路拡大を狙っているとみられています。
スパイウェアの中には、対象を「見守る」「不審な行動を防ぐ」などと謳って存在を正当化しようとするものが少なくありませんが、安易なスパイウェア使用はプライバシーの侵害や潜在的な被害(プライベート情報の流出等)の危険につながると、Mcafeeでは注意喚起しています。
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