月額500円で“準新刊×フルコンテンツ”の雑誌読み放題サービス登場、90誌以上 オフラインでも閲覧可能

タブレット使い放題 powered by OPTiM

オプティムは、月額500円で電子雑誌の“準新刊”が“フルコンテンツ”で読み放題となる、タブレット向けの新サービスを開始しました。

まずはiPad版アプリ「タブレット使い放題 powered by OPTiM」(タブホ)がリリースされており、12月上旬にはAndroid版、また順次スマートフォン版の提供も予定しています。

開始当初は、プレジデントや週刊東洋経済、「るるぶ」シリーズ、プレイボーイ、OZmagazine、フットボリスタなど17社92誌、ビジネス誌から趣味まで296冊がラインナップされています。端末にダウンロードし、オフラインでも読むことが可能です。

タブレット使い放題 powered by OPTiM

特長の一つは“準新刊”。タブホでは、紙媒体による新刊雑誌(書店など)や従来の電子書籍のマーケットとは異なり、これまで見過ごされてきた販売数の少ないバックナンバーのコンテンツ提供に特化します。

これにより出版業界との競合を回避し、ロングテールで雑誌マーケット全体を拡大することを見込んでいます。なお、提供される準新刊の範囲は、各雑誌によって異なるようです。

タブレット使い放題 powered by OPTiM

また、定額の雑誌読み放題サービスは他にもありますが、“フルコンテンツ”の雑誌を定額で読める割合は限られていました。タブホでは、フルコンテンツにて読めることを重視し、ほとんどをフルコンテンツにて提供するとしています。

さらに、読者による雑誌のページ閲覧数や滞在時間、検索キーワードや評価など、閲覧情報を収集・分析できる「雑誌ビッグデータ」を作り出すシステムを採用。個人情報に配慮しつつ、これまで不可能とされてきた雑誌の読者行動分析がおこなえるため、出版社側にもメリットがある仕組みです。

タブレット使い放題 powered by OPTiM

タブホでは電子雑誌読み放題に加えて、「端末保証サービス」「家族共有カメラアプリ」「クラウドストレージサービス」「ネットプリントサービス」についても月額500円の中で提供します。販路はアプリ内課金のほか、MVNO、端末メーカー、CATVなどのパートナー経由でも提供されます。