KDDIは、2014年12月初旬より4G LTEを活用した次世代音声通話「au VoLTE」を提供すると発表しました。
au VoLTEでは、LTEの高速データ通信ネットワーク上で音声通話がおこなえる技術「VoLTE」により、高音質かつスピーディな発着信の音声通話が対応スマートフォンで利用できるようになります。
さらに、音声通話とデータ通信を同時に利用可能な「コンカレント通信」に対応し、これまでauスマホの弱点とされてきた、音声通話中にWeb閲覧などができないといった点も解消されます。
このほか、スマホの画面や位置情報、カメラ映像などを通話中に相手と共有できる「シンクコール」、最大30人と同時に通話がおこなえる「ボイスパーティ」などのVoLTEのテクノロジーを活用したサービスも登場します。
料金は、4G LTE向けの「カケホとデジラ」「LTEプラン」と同じものが適用されますが、ボイスパーティなどは有料のオプションサービスとして提供されます(オプションサービス一覧は下表のとおり)。
なお、au VoLTEに対応するスマホは、2014年10月時点で「isai VL LGV31」および「URBANO V01」です。
Android端末については、上記2機種以降にリリースされる端末のみが対応します(Xperia Z3ほか今冬モデルにはアップデートなどでも対応せず)。また、iPhoneについても対応は未定とのことです。
(更新中)