LINE、iPad版アプリをリリース タブレットへの対応を本格化

LINE for iPad

LINEは15日、LINEのiPad版アプリを公開しました。iPadに最適化されたデザインを採用し、大画面とキーボードを用いたコミュニケーションが可能になっています。

iPad版LINEとは

過去には、PCとタブレットで使える「ブラウザ版」を提供していたLINEですが、新しいPC版のリリースに伴い、2012年9月に廃止していました。

今回iPadに対応することで、世界で普及が進んでいるタブレットへの対応を本格的に開始し、マルチデバイス化を進めることにより、ユーザー層の拡大を目指すとしています。

ユーザーにとっては、自宅ではiPad版、外出時はスマートフォン版、オフィスではPC版といったように、幅広い利用シーンでLINEを活用できるようになります。

LINE for iPad

iPad版LINEでは縦横の変更もでき、寝転がっている時や机に座っている時など、見やすい画面でLINEを閲覧可能です。友だちリストも大画面向けに対応しています。

iPad版LINEの登録と使い方

iPad版LINEは、スマホ版で登録したメールアドレスとパスワードを入力してログインするだけで、友だちリストや購入したスタンプもそのままに、トーク機能が利用できます。

LINE for iPad

PC版同様、スマホ版のサブデバイスとして位置付けられるため、iPad版での新規アカウント登録はできません。またスタンプは、[設定]→[スタンプ]からiPad版アプリ用にあらためてダウンロードする必要があります(もちろん、料金は不要)。

メッセージング機能のみ(画像・動画・位置情報・ボイスメッセージ・連絡先の送信、グループ作成が可能)に対応しており、音声通話やビデオ通話、LINE電話、タイムライン、ノート・アルバム、スタンプ・着せかえショップ、公式アカウントリスト表示には非対応となっています。