【動画】パイオニア、Apple CarPlay国内初対応の車載AVユニット「SPH-DA700」の実機を展示 #CEATEC2014

SPH-DA700

パイオニアは、国内で初めてApple CarPlayに対応するAVメインユニット「SPH-DA700」を発売します。同製品の実機がCEATEC2014にて展示されていたので、動画とともに紹介します。

iPhoneをドライブで快適に操作

SPH-DA700では、「行き方を調べる」「電話をかける」「メッセージを送受信する」「音楽を聴く」といった運転中にiPhoneでしたいことを、CarPlayが車載ディスプレイに表示します。

操作はiPhoneをLightningケーブルで接続し、Siriによる音声コントロールやタッチパネルでの操作が可能です。また、Bluetooth接続により「Siriアイズフリー」が利用でき、iPhoneにあるアプリを使ってドライバーの要求に音声で応えてくれます。

Siriによる操作は実行までやや時間がかかる印象はありましたが、正確に音声での命令を認識していました。タッチパネルでのタッチ、スライド、ドラッグなどの操作は快適です。ただし、マップなどでピンチイン・アウト操作には対応していませんでした。

GPSには車載用の受信機が利用でき、マップ使用時に自車位置を高い精度で測位・表示できますが、「マップ」がAppleの純正マップのみにしか対応していないのは、少し心許ないかもしません。

DJのように楽曲をつないでくれる「MIXTRAX」も搭載

音楽面ではこのほか、パイオニア独自の機能として「MIXTRAX」機能を搭載します。USBメモリーなどに保存した音楽ファイルを自動的に選曲し、DJのように曲間をオシャレにつないでノンストップ再生してくれるというものです。

楽曲のサビや盛り上がる部分をエフェクトでつなぎながら連続再生するなど、様々な楽曲を自然な流れで展開してくれます。アルバムジャケットの色合いに連動したアニメーション表示機能なども備えています。同機能は、今回の実機では確認できませんでしたが、概要は上記の動画でも確認できます。

「SPH-DA700」は10月中旬より発売。希望小売価格は90,000円(税別)となっています。