中国で「歩きスマホ」の専用レーンが登場、衝突減少を目指す

歩きスマホ専用レーン

中国の重慶で、歩道に「歩きスマホ」の専用レーンが作られたことが話題になっています。中国ではスマホの操作に没頭する人を「低头族(低頭族)」と呼んでいますが、低头族による衝突を減らすために、「歩きスマホ専用レーン」と「歩きスマホ禁止レーン(通常の歩道)」を分けて作ったようです。

似たような試みとしては2014年7月に、アメリカの首都ワシントンDCで実験がおこなわれました。残念ながら、歩きスマホをしている人の多くは注意書きに気づかなかったようです。

歩きスマホで救急搬送された人は東京で年々増えており、東京消防庁は注意を呼びかけています。事故種別ごとの救急搬送人員では、「ぶつかる」が最も多い状況にあります。

歩きスマホの悩みは世界共通ですので、中国のチャレンジではどのような効果が見られるのか注目です。

歩きスマホ専用レーン