ソフトバンク版「iPhone 6」は音声定額でなければ月月割なしとの懸念が拡大、原因はSB側のミス

スマ放題

ソフトバンクで「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」を購入する場合、音声定額のスマ放題プランへの加入が実質的に必須となるのではないか ── という懸念がネット上で広まっています。

現在、従来のホワイトプランのままの機種変更では月月割の適用を受けられず、結果としてスマ放題プランへの半強制的な移行を強いられるのではないかと疑問視されている状態です。

実際に、ソフトバンクが発表したiPhone 6/6 Plusの機種代金一覧では、以下のように「データ定額パック・家族データシェア・2台目データシェアのいずれも未加入の場合は月月割の適用はありません」と記載されています。これらのサービスは、スマ放題加入を前提とするものであるため、論理的には「月月割適用にはスマ放題加入が必須」と読めます。

ソフトバンク iPhone 6 価格

すでにNTTドコモは音声定額プランに加入しなければ月々サポートを適用しない施策を講じている一方で、auは従来プランでも問題なく毎月割を適用できるとしています。ソフトバンクもドコモに追随したのか、と見られたわけです。

しかし、問題の記載は、ソフトバンク側のミスであることが分かりました。ソフトバンク広報は、アプリオ編集部の取材に対して「従来のホワイトプランなどでも、問題なく月月割の適用があります」とし、問題の記載については「スマ放題の場合は」という条件が漏れてしまったことを認めています。

料金プランの強制的な移行措置に対して反感を持つユーザーが多く見られるだけに、今回のミスに注目が集まってしまったようです。