ドコモ、9月1日から機種変更時の旧Xi料金プラン向け「月々サポート」を廃止 新iPhoneも対象か

ドコモ

ドコモは9月1日から、機種購入代金を毎月の利用料金から割り引く「月々サポート」の適用する条件を変更します。具体的には、月サポ対象となる加入料金プランから旧「Xi料金プラン」(本日8月31日をもって新規受付を停止)が排除されることになります。

たしかに、この変更は、これまで旧Xi料金プランを利用していたユーザーに対して新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」への移行を強制するものではありません。しかし、移行しなければ機種変更時に端末購入代金の割引を受けられなくなるため、実質的には半強制的な新料金プラン移行措置だとみてよいでしょう。

下記の表を確認すれば分かるとおり、Xi料金プランは月サポ対象から除外されており、赤字の注意書きでも『「Xi総合プラン」をご契約のまま対象機種をご購入の方は、本割引の対象外です。』とあります。

ドコモ 月々サポート

9月9日(日本時間9月10日)に発表される見通しの新iPhoneの発売時期は、9月19日頃と見られています。この新iPhoneがドコモで取り扱われることはほぼ間違いないでしょうし、新iPhone向けに月サポ以外の特別な割引サービスが用意される可能性は低いでしょう。

そのため、旧Xi料金プランを利用していたドコモユーザーが新iPhoneへ機種変更したい場合、新料金プランに移行しない限り、支払う端末代金が従来より高額となるものと思われます。例としてiPhone 5sのケースで試算してみると、月サポの適用がなければ実質負担金が62,208円増加することになります。新iPhoneでも同程度の負担増となるかもしれません。

現在、auとソフトバンクでは同様の措置は取られていません。今後の動向が注目されます。