まんだらけ、万引き犯の顔写真公開を中止 警視庁の要請により

まんだらけ

漫画専門古書店「まんだらけ」が8月13日0時すぎ、まんだらけ中野店から商品を盗んだとする人物の写真の公開を中止すると発表しました。

盗まれた商品は25万円の「野村トーイ製 鉄人28号 No.3 ゼンマイ歩行」。これまで、犯人だとする人物の顔写真をモザイク入りで公開するとともに、1週間以内(8月12日まで)に返還しない場合はモザイクを外して公開するとしていました。

被害届を受理済みの警視庁中野署は「捜査に支障が出る恐れがある」として、公開しないようにまんだらけ側に要請(47NEWS)。まんだらけ側は、法的リスクを認識した上で公開に踏み切る意向を示していました(弁護士ドットコム)。

今回は予想外に多くの方たちの応援メールやお電話を頂き感謝しております。
それだけ多くの一般市民の皆様が法制度や司法・警察の現状にやりきれない思いをお持ちだということも事実として多々あるのだと思います。
しかしまんだらけの基本的な方針としては、あくまでも法令遵守を基本とした上で警察の捜査に協力する立場をとらせて頂くことと、 窃盗した商品を本人の良心にもとづきあくまでも自主的に返還してほしかったことを願っておりましたが、 期日である12日 (火) の夜になりますと、報道陣の方々が店舗のあるビルの入り口付近や店舗周りに集まって来られていて、とても犯人が入って来られる状況にはなかったということがありました。
実はその直前に犯人の身内 (女性です) と思わしき方より「8時 (20時) までに返せばいいのだろうか」という内容の電話があり、 期待して待っていたのですが、どうも無理なようでした。
今後は証拠も十分あるので、警察の方々のお力を信じてお任せしてまいります。
重ねて今回応援して下さった多くの方々にお礼を申し上げます。
本当に有難うございました。
まんだらけ | 警視庁の要請により顔写真の全面公開は中止させて頂きます