満月ってこんなに金色だった? 宇宙から見た「スーパームーン」が美しすぎる

2014-08-11 19:07

2014年8月のスーパームーン:ISS(国際宇宙ステーション)から撮影

ロシア人宇宙飛行士Oleg Artemyev氏が2014年8月10日(日本時間 8月11日)、国際宇宙ステーション(ISS)から撮影した「スーパームーン」の写真をツイッターに投稿し話題になっています。月が金色に輝いているように見えます(厳密に言えば、黄色ですが)。

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地球の裏側に沈んでいくスーパームーン。沈むにつれて、月が反射した光は大気圏を通過してISSまで届くことになるので、当初の黄色がだんだん白っぽくなっていきます。

2014年8月のスーパームーン:ISS(国際宇宙ステーション)から撮影

2014年8月のスーパームーン:ISS(国際宇宙ステーション)から撮影

2014年8月のスーパームーン:ISS(国際宇宙ステーション)から撮影

2014年8月のスーパームーン:ISS(国際宇宙ステーション)から撮影

2014年8月のスーパームーン:ISS(国際宇宙ステーション)から撮影

色が変化していくのは、月からの光が地球の大気圏を通過する際に、大気によって光が散乱するためです。

最初に黄色に見えるのは、月が黄色の太陽光を反射しており、かつ、月とISSの間に邪魔な大気がほとんど存在しないから。その後、月が地球の裏側に移動していくと、大気圏を通して月を見る(月からの反射光が目に届く)ようになるため、当初の黄色っぽい光が散乱して目に届きづらくなり、月が白っぽく見えてきます。ちなみに地上の朝方や夕方には、光が通過しなければならない大気圏の厚みが増すため、赤以外の光が散乱して月は赤っぽく見えます。

この状況は地上では体験できません。そのため、今回のスーパームーン画像は、ISSならではのものと言えるでしょう。