未発表スマホのリーク情報が激減か、有力情報源が引退

@evleaks

ここ2年ほど、未発表のスマートフォン・タブレットに関する情報をリークし続けてきたEvan Blass(@evleaks)が、リークを流すことから引退するとTwitter上で発表しました。

@evleaksは「良いことには全て終わりがやってくる。素晴らしい2年間に感謝する」とツイートしています。

@evleaksによるリークは、端末の正確なレンダリング画像やスペック情報に基づいており、この2年間で最も信頼できるリーク情報源でした。確度の高いリーク情報の過半数は、@evleaksによるものだった印象があります。

当初、引退の理由は明らかにされていませんでしたが、TheNextWebによるメール取材で明らかにされました。

それによると、引退の引き金となったのは、大雑把に言えば金と健康だったということです。彼はTwitterやWebサイト「evleaks.at」を収益化しようとしたが、彼の情報を欲するようなガジェット好きの読者層は広告嫌いで、マネタイズがうまく行かなかったようです。そこに、病状の悪化が重なってきてしまい、金にならないことを続ける余裕はなくなってしまった、というのが引退の真相だということです。

彼が引退することで、今後は正確性の高いリーク情報が激減するかもしれません。もっとも、スマホ業界は、次の@evleaksを生み出すのかもしれませんが。