Strategy Analyticsは、2014年第2四半期における世界のスマートフォン出荷台数について調査結果を発表した。
それによれば、スマホ全体の出荷台数は前年同期比27%増の2億9,500万台となっている。
特に、Androidによる市場支配が拍車がかかっており、全出荷台数に占めるAndroid搭載端末の割合は前年同期比4.4ポイント増の84.6%にまで上った。一方で、iOSは13.4%→11.9%、Microsoftは3.8%→2.7%、Blackberryは2.4%→0.6%と他のすべてのOSが犠牲になっている。
Strategy Analyticsでは、PC市場と同様、スマホにおいてもAndroidが「一人勝ち」の状態であると指摘。低価格のサービスやユーザーフレンドリーなソフトウエアで、世界のハードメーカーやキャリア、消費者を惹きつけていると分析している。
また今後、Androidの圧倒的リードを覆す可能性がある要因として、大画面の次期iPhoneと、超低コストのFirefox OS搭載端末の発売が挙げられている。
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