飲み会の最中に、板ガム型デバイスをドリンクに差し込む光景が日常的なものになるのだろうか。
「pd.id」は、ドリンクに混ぜられた「デートレイプドラッグ」を検出する小型デバイス。「デートレイプドラッグ」は、それを飲んだ人間を抗拒不能もしくはそれに近い状態に陥らせ、強姦するために使われる場合の薬物を指す。
pd.idの使い方は簡単。目の前の飲み物にデバイスを浸すだけだ。数秒間で成分を分析し、ドラッグが混入されている場合は赤のLEDライトが点灯する。
スマートフォンとも連携させられる。飲料分析データベースへのアクセスや、飲み物に何かが混ぜられている場合に警告メッセージをスマホに送信することが可能。
開発者のDavid Wilsonによれば、この薬物検出装置は、米麻薬取締局(DEA)などで実際に使われてきた技術をもとにしており、ユーザーフレンドリーな価格で手にすることができるように再設計したものだという。
pd.idは現在開発中。来春の大量生産開始を目標としてクラウドファンディングサイトIndiegogoで出資を募っている。
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