ガリバーインターナショナルは「LINE ビジネスコネクト」を導入し、クルマの状況をLINEのトークを介して把握できるサービス「DRIVE+」を、8月を目処に展開する。
愛車の位置やクルマの燃費などを確認
DRIVE+ではシステム基盤にAmazon Kinesisを採用し、クルマからスマホ経由で得られる様々な走行データをクラウドにアップし、リアルタイムに分析する。
企業向けに公式アカウントの各種機能が提供されるLINE ビジネスコネクトを活用して、ユーザーとクルマがLINEでトークを交わすように情報取得やコミュニケーションを実現する。
たとえば、広いショッピングセンターの駐車場に車を停めたドライバーが「どこに置いたっけ?」とメッセージを送ると、自動的に愛車の位置をマップで返信してくる。
また、「あと何km走れる?」のスタンプを送れば、残りの燃料やクルマの燃費などを計算し「15km走れる見込みです」などと教えてくれたりする。
このほか、駐車料金がかからないようクルマを停めてからの時間を確認したり、事故やトラブルの時にロードサービスにつなぐなどの機能を備える。提供される機能は今後拡大していく予定。
日本経済新聞によれば、利用料金は月額500円。まずは同社で中古車を購入する顧客に提案し、来春までに他社の顧客にも広げるという。