サムスン、Siriの音声認識を担当するNuance社の買収交渉を開始

Samsungは音声認識技術によるソリューションを提供するNuanceを買収する交渉に入ったと、WSJが伝えている。

Nuanceは、iPhoneの音声アシスタント「Siri」で音声認識などを手がけていることでも知られている企業だが、昨年よりSamsungのスマホやスマートウォッチ、テレビなどでも使われている。

このほか、ダイムラーや任天堂、パナソニックなどもNuanceの顧客となっており、最新の会計年度の売上高は18.6億ドルを記録した。買収が成立すれば、Siriのサービス提供に影響を及ぼす可能性もあり、今後のAppleの動きにも注目したい。