McAfeeは、オンラインでサッカー選手を検索する際、マルウェアに感染する危険性について調査したランキングを発表した。
神業的な技術を紹介する動画サイトなどに注意
サイバー犯罪者は、ワールドカップなどへの人々の関心の高さを利用し、ユーザーをマルウェアが仕込まれたWebサイトに誘い込もうとする。McAfeeでは、「動画」「画像」などの頻出検索ワードとサッカー選手名と組み合わせて検索した場合に危険なサイトを判断し、総合的な危険率を算出したという。
それによると、最も危険な選手はポルトガルのクリスティアーノ・ロナウドで、危険度は3.76%。この値は、クリスティアーノ・ロナウドの最新コンテンツを検索すると、3.76%の確率でスパイウェア、アドウェア、スパム、フィッシング、ウイルスなどが存在するWebサイトにたどり着くことを示している。
次いで、アルゼンチンのリオネル・メッシ、スペインのイケル・カシージャス、ブラジルのネイマール、アルジェリアのカリム・ジアニがランクイン。以下、特に感染リスクが高いワールドカップ出場予定選手の上位11人が「レッドカードクラブ」としてリストアップされている。
また、日本人選手の危険度ランキングは、50位に香川真司、54位に本田圭佑、75位に柿谷曜一朗、100位に長友佑都などとなっている。
McAfeeは、スクリーンセーバーのダウンロードや、選手の神業的な技術を紹介するビデオが視聴できると謳うサイトを訪問した際が最も危険だと指摘。無料ダウンロードやニュース速報なども注意が必要だとしている。このほか公式ブログには、“感染せずに観戦!” するための基本的なアドバイスが掲載されている。
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