Amazonのサイトからベビーシッターやマッサージ、家の修理などの依頼をする時代がやってくるのかもしれない。Amazonは年内にローカルサービス市場に参入する計画を立てているとロイターが報じた。
新鮮な食料品等を配達する"AmazonFresh"がサンフランシスコやロサンゼルスで取り扱う前にシアトルでテストしたように、Amazonはローカルサービスの需要と物流のテストをしているという。
ロイターの取材によれば、Amazonはコメントを控えているとのこと。
ローカルサービスの品質は、Amazonが紹介していることで、初めて利用する場合でも安心できるだろう。日本でもアメリカ同様にローカルサービスが提供される予定はあるのか分からないが、書籍や製品のようにユーザーによるレビューがあると購入の判断がしやすいので、サービスを選択する前の調べごとが一つ増えるのは確実だろう。
アメリカのローカルサービスのレビューサイトでは、Yelp(イェルプ)やAngie's Listが上場しており、売上高では100億を超えている。ローカルビジネス広告が収益の柱だ。
Amazonの新たな市場への参加は、これまでAmazonとシェアを奪い合うことを想像していなかった競合他社にとって衝撃となるはずだ。
SOURCE