Googleは、地球上でインターネットに未接続の地域を無くすために、人工衛星に10億ドル(約1,000億円)以上を投資することを計画している。計画の関係者の話として、Wall Street Journalが2日、報じた。
関係者によれば、計画はいまだ流動的ではあるものの、180基の小型で高性能な人工衛星を低軌道で周回させるのが初期の計画だという。投資額は、10億ドルから30億ドル以上の幅を見込んでおり、人工衛星の数や構成によって変動するようだ。
Googleは近年、自社サービスの根幹となる高速通信網の拡大に力を入れている。米国内では光ファイバー事業や無料Wi-Fiの提供を開始し、昨夏には気球を利用したインターネット接続プロジェクト「Loon」を発表、今年は超高度無人航空機ベンチャーのTitan Aerospaceを買収している。
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