YouTube、ファンがクリエイターを直接支援できる投げ銭機能を導入へ

YouTube

YouTubeは23日、これから導入することを検討している新機能などを紹介する動画「Creator Preview」を公開した。開発中の機能や製品について事前にクリエイターに見せることで、修正すべき点や要望について幅広く意見を求めていきたいとしている。

動画や公式ブログで紹介されている開発中の新機能や製品は以下のとおり。

  • YouTubeのクリエイターツールをスマホで利用できる専用アプリ
  • YouTube上で、ファンがクリエイターに直接資金を提供できる機能(投げ銭)
  • クリエイターアカデミーの改善
  • コメント管理システムの改善
  • クリエイター間のレベニューシェアの導入
  • 60言語でクラウドソーシング型の字幕作成機能の導入
  • オーディオライブラリーの拡張

いずれも興味深い新機能や製品だが、特に注目したいのが2番目に挙げた投げ銭機能の導入だ。これまでファンがクリエイターを資金面においてYouTube上で直接支援することはできなかったが、今後は好きなクリエイターを金銭的に応援することができるようになる。YouTuber(ユーチューバー)と呼ばれるクリエイターたちにとっても、彼らのファンにとっても朗報だろう。

マネタイズ面では、レベニューシェア機能の導入も見逃せない。マッシュアップや曲のカバーを投稿して得た収益を、原曲のクリエイターとシェアできるようになるようだ。クリエイター間でWin-Winの関係を構築する促進剤となるかもしれない。