ニールセンは19日、スマートフォンの利用状況を調査したレポート「Smartphone Analytics」の提供を開始し、その一部のデータを公表している。
端末によって充電回数に大きな差
Smartphone Analyticsでは、調査協力モニターのスマホに搭載したメーターにより、日本国内のスマホの様々な利用動向をリアルタイムに計測。データに統計処理を施してレポートしている。
今回、2014年2月のデータから端末別の1日当たりの平均充電回数(電源に繋がれた状態の回数)をみると、「ARROWS X」の利用者の69%が1日に5回以上充電をしていることがわかったという。
一方で、「Xperia A」は1~2回の充電をするユーザーが最多(48%)となり、「Galaxy S III」では1~2回が32%、3~4回が30%、5回以上が28%となっており、端末によって大きな差がみられた。
主要アプリの接続回線別の利用状況
このほかレポートでは、主要なアプリにおける1人当たりのデータ使用量を接続回線別(Wi-Fi経由およびキャリア回線経由別)にみたデータも紹介。
動画関連アプリでは、Wi-Fi経由でのデータ使用量がキャリア回線経由を大きく上回っていた。また、コミュニケーション関連アプリでは、キャリア回線からのデータ使用量が多い傾向に。
ストリーミングラジオやブラウザでは、利用者属性やアプリ使用目的によって接続回線の利用状況が異なっているとしている。
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