関電系ケイ・オプティコム、au LTEのMVNOで格安スマホ参入 1GBまで使えてDIGNO M込み月額3,590円

mineo

関西電力系のケイ・オプティコムは、auの4G LTE回線を使うMVNOサービス「mineo」を6月3日より提供開始する。京セラ製のスマートフォン「DIGNO M」込みのプランは月額3,590円となっている。

初のKDDI回線と接続するMVNO

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MVNOとして、初めてKDDI(au)の回線網とレイヤー2接続した。プラチナバンド(800MHz帯)に対応したau 4G LTE回線による高速通信が、1GBまで980円/月で利用できる(SIMのみのシングルプランの場合)。

1GBを超過すると最大200Kbpsの速度制限(メールやLINEなどはストレスなく使えるとしている)がかかるが、100MBにつき150円をチャージすれば、追加分の通信速度制限を解除できる。

料金プランは、データ通信のみのシングルタイプ(月額980円)と、データ通信+音声通話が使えるデュアルタイプ(1,590円/月+通話料20円/30秒)の2種類。MNPにも対応している。

両タイプとも、ケイ・オプティコム提供の050通話アプリ「LaLa Call」の月額基本料が無料でできるため、050番号を持って割安な通話料で通話できるのも特長だ。

DIGNO M KYL22

セット販売されるスマホとしては、京セラ製のAndroid端末「DIGNO M」を用意。月額2,000円(×24カ月)で販売される。

DIGNO Mは、5インチのフルHDディスプレイを搭載しながらも軽くて薄いボディを実現しており、テザリング、ワンセグ、おサイフケータイなどにも対応する。

契約はWebサイト上で申し込む。契約事務手数料は1回線につき3,000円。最低利用期間は12カ月となっており、この期間内の中途解約には9,500円がかかる。