Webサービスを自動的に連動させる「IFTTT」がAndroid版をリリース、デバイスレベルで活用可能

IFTTT

「IFTTT」(イフト)のAndroidアプリがリリースされた。先日、公式ブログで近日中のリリースが予告されていた。

知らない人のために簡単にサービスの内容を説明すると、このIFTTTは「もしAという条件を満たしたらBをする」という「レシピ」を作成し、さまざまなWebサービスを自動的に連動させるもの。Aがトリガー、Bがアクションと呼ばれている。ちなみに、IFTTTとは"IF This Then That"の略だ。

デバイスレベルでの連動が可能

Android版IFTTTでは、新たにデバイスチャンネルやSMSチャンネル、通知チャンネルなど6チャンネルが追加された。

IFTTT Androidチャンネル

Android版では、iOS版と比べてより柔軟に端末を連動させることができるようになっている。デバイスチャンネルが存在するためだ。

トリガーとして特定・不特定のWi-Fi接続、アクションとして着信音のミュート、着信音量の設定、端末の壁紙設定を利用できる。

レシピの具体例

早速、デバイスチャンネルを活用したレシピが公開されているので、いくつか具体例を紹介してみよう。

  • Instagramにアップした最新画像をスマホの壁紙にする
  • 職場に着いたら、スマホの着信音をミュートする
  • 帰宅したら、着信音のミュートを解除する
  • ミーティング中は着信音をミュートする
  • 自宅のWi-Fiに繋いだとき、スマホの着信音量を上げる

IFTTT デバイスチャンネル

IFTTTは、Androidの自由さと非常に相性がいいはず。面白くて使えるレシピの登場が期待される。