Googleが、Google Playストアから海賊版アプリを排除するための特許を出願していることが明らかになった。
海賊版アプリを見破る特許の仕組み
アプリやゲームが、単にどことなく似ているだけなら問題ない。しかし、それらが海賊版なら問題だ。
今回明らかになったGoogleの特許は、Playストアから海賊版を遠ざけることを可能とするもの。
システムが、既にPlayストアにアップロードされている正当なアプリと新たに登録申請されたアプリを比較し、両者の類似性を検出する。登録申請されたアプリの実行形式のコード、データファイル、画像ファイル、音声ファイルを比較するという。
しかし単に類似性が高いとしてPlayストアから排除するのは問題がある。多くのアプリがオープンソースのコードやフリー素材などを使用しており、共通のデータが含まれることがあるからだ。当然、Googleも問題点を認識しており、そのようなケースの発生を回避するため、既知のデータに基づくフィルタリングをおこなうとしている。
現在、この特許に基づくシステムがPlayストア上で稼働しているのかは明らかではない。
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