Googleは21日、Google Glass公式ページにおいて、メガネ型のウェアラブルデバイス「Google Glass」に関する10個の"都市伝説"を明らかにした。
Google Glassは現在、エクスプローラ版が販売されている段階で利用者数は限定されている。しかし、そのプロダクトの先進性に対して、アメリカではプライバシー上の懸念などから誤解を含んだ批判が巻き起こっている。
そこで、Googleは、Google Glassのイメージアップを図るため、次のような10個の都市伝説リストを公開する行動に打って出た。このリストは全て事実とは異なり、誤解だということだ。
- Glassは現実世界からの究極の気晴らしだ:Glass is the ultimate distraction from the real world
- Glassは常に起動しており全てを記録している:Glass is always on and recording everything
- Glassエクスプローラ(現在のGlass利用者)はテクノロジーオタクだ:Glass Explorers are technology-worshipping geeks
- Glassは準備万端だ:Glass is ready for prime time
- Glassは顔を認識している(他にも危険なことをやっている):Glass does facial recognition (and other dodgy things)
- Glassはあなたの目を覆っている:Glass covers your eye(s)
- Glassは完璧な監視装置だ:Glass is the perfect surveillance device
- Glassはお金に余裕のある特権階級のものだ:Glass is only for those privileged enough to afford it
- Glassはどこでも禁止されている:Glass is banned... EVERYWHERE
- Glassはプライバシーの終焉を示している:Glass marks the end of privacy
Googleは「都市伝説は楽しいものだが、混乱や不安を与えるものでもあります。吹聴されると、事実のようなものになりかねないです。かつて人々は、あまりにも高速な電車に乗ると人体にダメージを与えると思っていたことを知っていますか?」と述べており、今回のリスト公開によってGoogle Glassも事実と世間のイメージとの間にギャップがあることを印象づけたいようだ。
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