スマートフォンでスケジュール管理をしている人のなかには、「もっと直感的にスケジュールを確認できないものか」と感じている人もいるだろう。
手帳と同じように予定を書き込むことができ、月間や週間の一覧が確認可能で、アラームで予定を通知することができ、細かな書き込みも管理できるアプリは便利だ。ウィジェットをホームに貼り付けておけば、「◯時◯分〜どこどこで会議」なども表示されるのだから、不便は感じないだろう。
だが、その日の全体スケジュールを確認したい時、もう少し便利なアプリはないものかと思ってしまう。
円グラフのようにスケジュールを確認できる
「12Hours」では、アナログ時計に重ねられたカラーエリアで、その日のスケジュールを12時間分“直感的に”確認することができるアプリだ。
アプリをインストールし、連携させるカレンダーを設定すれば、それだけですべてが整う。あとは、4種類あるウィジェットの中から好きなタイプを選んで、ホームに設置するだけだ。
ホームに表示されたアナログ時計には、ユーザーが設定したスケジュール時間帯がカラフルに表示される。まるで、小学生の時につくった「夏休みの一日の予定」を書き込んだ円グラフのようだ。
ウィジェットをタップすれば、ダイレクトにカレンダーを起動させることができる。「12Hours」で全体のスケジュールを確認し、気になったらウィジェットをタップして、カレンダーで詳細をチェックする。この一連の流れで、1日のスケジュール管理も完璧だ。
Googleカレンダーとの同期もOK
カレンダーはスマートフォンにインストールされているアプリだけでなく、Googleカレンダーとの同期もできる。複数のカレンダーと同期させることも可能なので、好きなように組み合わせよう。
「12Hours」の設定画面では、「MAIN」でカレンダー(スケジュール管理)アプリを同期させた時のウィジェットの表示プレビューを。「STYLE」では、ウィジェットとして使うアナログ時計に重ねて表示させる「予定部分」の色合いの設定ができる。ここでは透明度などの調整も可能なので、ベタ塗りにして円グラフのような表示にしても面白い。
「CALANDER」では、同期させるカレンダー(スケジュール管理)アプリをチェックで設定する。ちなみに、「MAIN」ではウィジェットをタップした時に起動させるアプリの設定もできる。複数のアプリと同期させている場合は、必ず設定しておこう。
ありそうでなかった直感的なスケジュールチェックアプリ。時計とスケジュール管理が一度にできる「12Hours」で、シンプルでスマートな一日を過ごせそうだ。