Googleドメインから詐欺メール、成年向けアプリなどのDLを促す

迷惑メール

メールが届いてチェックした時に、送信者に“Google Play”と表示されていたら、本文を読んでしまうかもしれない。本文を読むと迷惑メールだと気づくかもしれないが、少しドキッとするだろう。怪しまずに内容を信じ込んでしまう人がいても不思議ではない。

3月16日、“Google Play”を名乗る迷惑メールの情報が編集部に寄せられたので紹介したい。

Google Playを名乗る迷惑メール

迷惑メール

編集部に情報が寄せられた迷惑メールは、送信者がGoogleドメインを装ったものだった。「info@google.com」となりすましているので悪質だ。

件名は「無料Androidスマホ ウイルス対策 電池節約情報!」。本文には「Google Play」と記載し、ウイルス対策アプリや成年向けアプリ等を紹介してGoogleの短縮URLをリンクすることでサイトへ誘導している。

リンク先は怪しい情報サイト

迷惑メール

リンク先は写真のように様々なアプリを紹介する情報サイトで、ダウンロードボタンをクリックするとapkファイルをダウンロードするという仕組みだった。怪しさ満点なので、apkファイルのダウンロードはしていない。

メールの文末には「(c)Google Play」と記載しており、ユーザーを騙す悪質なメールだった。

情報提供者はauのユーザーで、キャリアメールの「迷惑メール設定」で「google.com」のドメインを指定受信していた。

また、情報提供者は「TOの欄に自らの携帯アドレスではないアドレスでメールが届いたこと」を不審に思っていた。

今回の迷惑メールは、本文を読めば見破るのが容易に思える。しかし、スマホユーザーの裾野が広がった現在では、アプリをインストールしてしまう人もいると考えられる。身近で同様の相談を受けた際には、注意を促してほしい。