皆さんは、スマートフォンにどんなアプリを入れているだろうか。様々な便利ツールにSNSアプリ、加えて暇つぶしのためのゲームや書籍アプリなど、数多くインストールしている人もいるだろう。
厄介なのは、様々なアプリをインストールしていくなかで、スマートフォンの動きが重くなってしまった場合。そんなとき、ふと思うのが「PCと同じようにデフラグできないか」ということ。そこで、人気急上昇中のAndroidアプリ「Defragger Pro」を試してみた。
タップ一つで「デフラグ」スタート
スマートフォンのデフラグについては、どのアプリがよいのか悩んでいるユーザーが多いようだ。Google Playで「デフラグ」と検索してみると、様々なアプリがヒットする。そのなかで評価が4以上となっているアプリの一つが「Defragger Pro」だ。
いくつかのデフラグアプリには、インストール時にウイルスとして検出されるものもあるようだが、「Mobile Security & Antivirus(アバスト)」をインストールしたスマートフォンで「Defragger Pro」をインストールしてみたところ、特に問題は検出されなかった。
インストールが終わったら、後はアプリを起動すれば勝手にスマートフォンの断片化の状態を診断してくれる。断片化情報は上の写真のように視覚的に表示されるので、雑然としているようなら診断画面をタップして最適化をするだけだ。
デフラグはアプリでなくとも可能
「Defragger Pro」を使って最適化した結果をベンチマークテストアプリ「ベンチマーク比較テスト」で確認したところ、最適化前が「1715」で最適化後が「2197」という結果に。
体感としては、前後で多少動きにサクサク感が出た気がするが、デフラグ後にホーム画面へ復帰できないこともあった。システム系のアプリだけに、スマートフォンによって相性がある可能性は高いので、念のためインストール前に大事なデータをバックアップしておいたほうがいいかもしれない。
また、このアプリに限らずデフラグツールで改善が見られない場合は初期化したほうがよい場合もあるので、見極めも必要だ。
ちなみに、デフラグはアプリをインストールせずともPCに接続してPCの外付け機器として認識させた状態でデフラグすることも可能だ。アプリをインストールしたくない、などの理由がある場合はそちらのほうが安心だろう。